鈴木と書いて りんもくと読ます

文章書く習慣付けるためのブログ

読み切りの話

 

 

以前読み切りで描いたキャラ

 

去年の11月に読み切りを描いて今3月なので

だいたい5ヵ月経っていますか。

絵もだいぶ変わりました。

いいか悪いかはわかりませんが。

 

神隠し題材の話を練っておりまして

その中で出てくるモブが

この男です。

 

読み切りのキャラは基本

その話を描き終わったら

二度とそのキャラを描くことはないので

若干使い捨て感があって入り込めなかったのですが、

他の考えている話から持ってくればいいのではないかと思い

この人を持ってきました。

 

この人が主人公の読み切りで佳作が取れて

お金が貰えたので自分の中の好感度が高いキャラです。

 

思うと、

奨励賞を取った漫画のキャラも

元々ゲームの企画書を書いているときに

申し訳程度にデザインしたキャラ達でした。

 

ある程度練ったキャラが必要みたいですね。

 

今のところキャラ練らずに描いた漫画で

賞は取れた試しがありませんので

そういうことでしょうな。

 

話の才能があればまた別なのかもしれませんが

まあ、ないものはしょうがない。

 

rookie.shonenjump.com

ホラーの芽

夜中の2時、部屋を真っ暗にして部屋の中から窓を4回ノックする。ノックが返ってきたら成功。その窓の外には幽霊がいる。という話を友人から聞いた。

そんな話を聞いてしまったので、さっそく試してみることにした。

 

夜中、真っ暗な部屋の中でスマホの時計を確認する。

 

【01:56】

 

もうすぐ2時を迎える。

カーテンの閉まった窓の前に棒立ちで待機する。

こんなことをしていてなんだが、怖いのでカーテンを閉めたままやることにした。

時間を確認するためのスマホの明かりだけが暗闇の中で浮かんでいる。時間になったらスマホの明かりも消さなくてはならないので、少し不安になった。

 

【01:59】

 

後1分。

時間が迫ると恐怖心が強くなった。段々なんでこんなことをしているのだろうと嫌になってくる。

だったらやめればいいのだが、自分の中でやめる選択肢は無くなっていた。

 

【02:00】

 

数字が変わった瞬間スマホの画面を黒くする。

部屋はちゃんとした暗闇になった。

左手でカーテンを窓ガラスに押し付ける。

一瞬不安がいっぱいになり体が止まる。

全身が強張っていた。

空気をいっぱいに吸って息を吐く。

右手でカーテンと密着した窓ガラスを叩いた。

『コン、コン、コン、コン』 カーテン越しにノックをしたため、くぐもった音が鳴った。

 

数秒耳を澄ましてみる。

 

……返答はない。

 

ため息が出て体から力が抜けた。

不安から開放されると同時になんだが残念にも感じて

 

『コン、コン、コン、コン』

 

もう一度ノックした。

 

「コン」

 

心臓が跳ねる。

何処かから音がした。

静かだからか、だいぶ大きな音に聞こえた。

慌てて窓とは反対側にある部屋の明かりのスイッチを押すと、光が部屋中を照らした。眩しくて顔をしかめる。

光に慣れて目を開けると

 

部屋には何もいなかった。

 

気の所為だったのだろうか。

 

でも確かに聞こえたはず。 何が音の原因だったのか。

ベッド、机、椅子、本棚、部屋を順に見回す。

最後に窓全体を視界に捉えた時、違和感があった。

ちゃんとカーテンで閉じられているはずだったのだが、カーテンの間が捲れて窓ガラスが見えた。 気づいた瞬間、体が固まる。

 

僅かな隙間から映る外の暗闇の中に1つの白い点が浮かんでいた。

 

目だ。

 

限界まで見開いたかのような目が自分を見ていた。

そこからは感情が読み取れない。

 

慌てて捲くられたカーテンを直す。

心臓の音がしっかりと聞こえる。

確かにいた。幽霊がいた。でも、アレは外にいるから大丈夫。

 

「コン、コン、コン、コン」

 

何がノックだ。

 

耳元で確かに聞こえた。

歯を鳴らす音が。

 

佳作に掠りました。

11月に出したヤンマガの月間賞で

佳作に掠りました。

ヤンマガの月間賞では2度目の賞です。

 

良いのか悪いのか感情が動きませんでした。

 

初めに出した5月の月間賞では奨励賞に掠り、

その後に7月9月と2本出しましたが

掠りもせずうまく行きませんでした。

 

才能の無さが露呈したところでしょうか。

 

佳作を取るまでに

6ヶ月かかっています。

ネットを見ていると佳作は誰でも取れると聞いたので、これでは自信が湧く訳がありません。

 

多分、多くの人達は簡単に結果が出るのでしょうね。私は時間がかかりましたが。

 

碌な結果を出せず

年月が重なっていく恐怖に怯える日々は

変わりません。

 

生き急いでいる感はあります。

いや、生き急がなきゃ行けないのです。

才能の無い人間はそれでやっと希望に指先かかるかどうかなので。

 

「とっとと気張れよクソ野郎」

 

座右の銘です。

ホラーの芽

子供の頃はなにもかもが怖かった。

 

夕方、物置の扉がわずかに開いていたとき、そこから誰かが覗いていたらと想像して怖くなった。

夜の障子に映る木の影が、なにか得体の知れないものに見えたこともある。

寝ているとき、頭からつま先まで布団をかぶって眠った。なにかに足首を掴まれないように、枕元で自分の顔を覗き込まれないようにするため。

 

大人になるにつれ、その感覚は鈍感になっていった。あの怖さはなくなったのだ。

何かに怯えるようなことはもうない。

 

でも、時折ふと思う。

気にしなくなっただけで、

あの暗がりに、扉の隙間に、視界の端に。

まだ、なにかいるのかもしれない。

368枚

 

368枚。

 

これは今年一年で描いた漫画原稿の合計ページ数です。(今のところ)

商業、賞、同人含めた枚数です。

一日だいたい1ページ描き上げた計算ですね。

 

ラフなやつ含めるともっとあったかも知れませんが覚えていないので、取り敢えずこんな感じです。

 

現役無職にしては少ないのかもしれません。

 

ページ数を計算していくと

嫌でも今年一年振り返るはめになりまして

つらかったです。

 

思い付きで自傷するとは思いませんでした。

 

あ 

つらい

 

 

 

新人は原稿100P以内にデビューしないと長い下積みに入るらしいですが

その予兆は感じています。

 

まあ一応デビューはしているんですがね。

下積み以前に戻って足踏みしている感じです。

 

 

根本的に才能ある部分がなかったみたいです。

 

ブコメ、バトル、ホラー、ギャグなど特定のジャンルの才能

演出、画力、構図、絵柄の才能

 

漫画の才能は細かく見ると色々ありますが

おそらくどれもなかったんでしょうね。

 

さて、どうしましょう。

努力だけでイケる世界では無いことはわかっています。

 

一応、株みたいに漬けておかないで損切りすることも

視野には入っています。

 

でも、その次は何をしようか

剃髪でもして出家しましょうか。

 

やりもしない漫才のネタ3

A「将来さ、ゴリラになったときのために、ゴリラの練習しようや」

B「頭湧いてんのか」

A「酷いなゴリラの頭は湧いてないぞ」

B「ゴリラの話はしてねぇんだよ、お前のだよ」

A「ゴリラは一人称だぞ」

B「会話成り立ってたのかよ…」

「日常生活どうなってんの…?」

A「初見じゃ皆3度見するぞ」

B「世間の平穏のためにやめとけ」

「てかゴリラになったときってなんだよ」

「徹頭徹尾 訳わかんねぇんだよ」

A「宇宙から宇宙ゴリラがやってきて

俺たち人間をゴリラにするときが来るかもしれないだろ!?」

B「クソみたいなSFを俺の脳に記憶させんじゃねぇ!!」

「宇宙ゴリラもな! お前を同族にはしたくないと思うわ!!」

A「そんなことないぞ! 宇宙ゴリラは平等に扱ってくれる!」

「人間皆ゴリラさ!」

B「お前のその勝手な考えで宇宙ゴリラを語るんじゃねぇ!」

A「…そうかも、しれないな」

「ありがとうゴリラの目を覚まさせてくれて」

B「マジでその一人称やめろよ」

A「……」

B「……」

 

B「てか宇宙ゴリラってなんだよぉぉ!!!」